
(時代劇オペラ「ねんねねこ」)
安土桃山時代、天下統一を遂げた豊臣秀吉が食中毒で倒れる。
開いた玉座の切り盛りに奔走し、疲れ切る秀吉の妻ネネ。夢現の中、彼女は何を見、何を思うのか…
オペラとお笑いを組み合わせるというのが今回の狙いであり、時代劇という舞台設定です。日本語と英語両方同時に脚本が書かれ、本番では字幕の無い状態での公演になりました。英語を話すキャラクターと日本語を話すキャラクターがお互い何を言っているかわからないという状態をお客さんにも味わってもらい、一般の人たちがオペラを観て聴いたときに「何を言ってるかわからない!」という風になることをあえてネタに仕込みました。西野精治氏による睡眠についての講演に次いでの公演のため、オペラのテーマもそれに沿ったものになっています。
2017年10月21日東京大学初演
主演・スタッフ
寧々 – (ソプラノ)
しもざき響子

カゲムシャ – (テノール)
デイビッド・グスタフソン

尺八・語り
松本梅頌

黒子 – (バリトン)
神田宇士

モンドウ・ショウタ – (ギター)
アイカワ・ユウタ – (パーカッション)
長谷川泰 – (企画・プロデュース)
西野精治 – (講演)
坂口明, Benjamin Belew – (あらすじ・台本・音楽作編曲・美術設定・ピアノ・演出)
世界睡眠会議による記事